croken7のブログ

詩集・日記

心の詩(愛のかたち)-35

三十五
 過ぎ去り往く過去の記憶
 あなたと過ごした至福の時間
 あなたはいつも笑って
 私に語りかけていた過去の思い出
 そんなあなたの過去の面影を
 胸の奥にそっと仕舞い
 過去の記憶に今日別れを告げよう
 新たな未来を見据えて
 今日を生きるのだ
 過去のあなたの面影を
 今を生き抜く糧として
 明日を生きるのだ
 過去のあなたとの決別こそが
 私を成長させる因果となり
 人を愛する真の意義を知る
 原点となりゆくのだ
 さあ今日が新たなる旅立ちだ
 過去の苦しみ・迷いを打ち捨てて
 一歩前へ歩み出すのだ
 かなたで輝く希望の陽を
 めざしていざ進め
 あなたの永遠の幸福を祈りつつ
 ありがとう愛しきあなたへ

心の詩(自分の生き方とは-そしてあなたへの詩)-14

十四
 躓く度転ぶ度に立ちあがれ
 私はあなたの心の支えと
 なるべくして生まれてきた
 あなたが失った愛の拠り所を
 取り戻す為に私は生まれてきた
 私はそうあなたに誓いを立てた
 あなたの心が揺らいだときこそ
 「支え」として生きてくるのだ
 迷い苦しみの渦中にあって
 無明の闇に呑まれそうな今こそ
 私の手を取るのだ
 あなたの心に希望の陽が戻るよう
 祈りに祈ってあなたの手を引き続けよう
 あなたは一人ではない
 忘れないで私の存在を
 転ぶ度に私を支えに
 何度でも立ちあがれ
 心から愛するあなたへ

心の詩(愛のかたち)-34

三十四
 恋心は脆い器と儚い水のようなものである
 人を想い慕う心は
 さまざまな障魔に晒される
 脆い器は何度でも打ち砕かれる
 脆い器からすり抜けていく水に
 憂いを覚えることなく
 何度でも再生するのだ
 何度でも立ち止まり
 何度でも自問し
 何度でも叩かれ
 何度でも鍛えられ
 何度でも強い器に再生していくのだ
 真の愛はその先に見えてくる
 真の愛は決して障魔などには
 飲み干せない
 真の愛の器から溢れ出る水は
 決して枯れる事も淀むこともなく
 滔々と流れ出でるのだ
 真の愛であなたの生命を潤し
 満たし給え
 何度でも立ちあがれ
 愛するあなたへ