試練の冬を乗り越え喜びの春へ
これまで多くの人を励まし希望の種を蒔いてきた。
生きることに疲れた人
障害の壁をなかなか越えることの出来ない苦しみを抱えている人
人生の岐路に立ち人生の指標を見失った人
生命活動を維持する糧を失った人
最愛の人を見失った人
恋愛という不安定な感情に押し潰されそうな人
今の自分を生きる「原点」が揺らいでいる人
多くの人と出会い多くの哀しみ・不安・恐怖・迷い、消極的な感情に振れて、自分の苦しみとして受け止めてみて初めて、その人の価値観を真に理解した。
そして皆の虚ろになった心の拠り所になれるように祈り、堅く誓いを立てたこの日を、私の第二の人生の始まり「原点」としよう。
悩み・苦しみ・混沌の俗世の中にこそ、仏の生命は常住する。
「冬は必ずは春となる」
試練の冬にこそ希望の種を蒔いていかなければならない。
何故なら種は内に秘めた尊極成る生命を守り抜くために、硬い殻を身に纏い厳しい寒さ・乾きに対応してより強く、使命に燃えて輝くからだ。
尊極なる生命は大いなる慈悲に守られ、すくすくと育まれ、歓喜の春に一斉に産声を上げる。
燦燦と輝く温かな陽を浴びて、大歓喜に踊躍する生命の姿こそ希望の結晶だ。
その生命こそが、無料無辺の価値を秘めている。
何故なら種籾の慈悲の固い誓いが、その生命にも本来的に具わっているのだから。
今こそ、希望の種を蒔くのだ。
明日ではなく、まさに今がその時だ。
さあ立ち上がれ希望の明日へ向かって!
心の小窓をちょっと開けてみると、周りの現実が鮮明に、かつ生々しく新鮮に感じます。その感受性をそのまま受け止めて自分なりの言葉で表していくと良いかもしれません。
心の小窓とはかたくなな壁のような物です。小窓を作り出すのは自分自身です。壁とは自分の弱さが作り出す幻影の障害物です。自分と向き合い自問する上で大切な事は、目の前に立ちふさがる壁を、勇気を持って乗り越えようとする前向きな目標を立てる事であり、乗り越えた先に希望があることを実感することに、自問自答の意義があります。
生きる事は辛いですよね。重たいですよね。でも一度心の壁を乗り越えると、自分が作り出した幻影を打ち破った達成感で心が満たさせると共に、自信が生まれます。その達成感と自信こそが希望の光りです。その繰り返しで心は強く、心を開く事に喜びを見出していけるようになります。人はその希望の光りを実感し続けることで、自分の幸福の答えが見えてくると思います。当に希望の光りこそが心の宝であると思います。
三十八
この愛はあなたと向き合い
あなたを受け止めることから始まった
愛はかたちを持たぬ感情
愛はあなたを受け止めることで具現化し
私の愛のかたちは輪郭を浮き彫りにする
あなたへの愛は慈愛そのものである
そう知覚してあなたとの愛が
無上のものであることを我が心に刻んだ
そしてあなたに誓いを立てる
あなたを抱きとめて生きていこうと
崩れることの無いこの直道を
恐れることなく
迷うことなく
憂うことなく
あなたへの愛の喜びを誉れとし
威風堂々この直道を歩み往こう
枯れることの無い愛の源泉を求めて