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詩集・日記

心の詩(自問自答)-30

三十
心のわだかまりに縛られ落ちていく彼方よ
生命の根底に沈む苦しみの深々に理を求め
生死の大海を彷徨う盲目な賢者よ
ひとたび大海に沈めば艱難辛苦の常土に
生きる頑なで、盲目な彼方よ
譬え己の常土に下りたつ天女の鼓に
歓喜踊躍する数多の太陽の化身の舞をもってしても
譬え御身の傍らに仏の常土が開けども
頑なに閉ざし暗闇に染まった生命よ
眼上に拡がる絶対なる希望の得道に
生命の根幹を振るわし、湧き起こり踊躍させ給え
偉大な生命と数多の生命との結縁によって
固く強靭に結ばれた生命へと変革させ給え
御身を苦しみから解き放ち
天の遊楽常土へと踊躍させ
希望と幸福に満ち溢れた広大なる直道に誘い
盲目を打ち破ぶり闊歩させ給え

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