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詩集・日記

心の詩(自問自答)-27

二十七
 彼方は多くを知り多くを失った
 彼方は胸の内に残ったものを
 数え拾い集める
 この両の手をすり抜けていくものに憂いを覚え
 唯々空洞になっていく自分を恐れて
 残されたものに価値を見出せない
 反射する輝きも色あせて見える
 唯その輝きを収める器を与え給うたことに
 報恩感謝いたします
 ありがとう

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