心の詩(岐路に立って思うこと-そしてあなたへの詩)-3
三
人は何らかの形で人と関わり
関係し合って生きている
自分は一人だと思っていても
必ず影響しあう関係がある
自分がその関係を受け入れるか
否かで自分の生き方は多様化する
拒絶から入る関係は孤独を生み
心の闇が深まっていく
心の闇を彷徨う盲目の賢者よ
今一度立ち止まり人生の岐路に立つのだ
昨日の自分
今日の自分
明日の自分
迷い不安があるからこそ
自問の大いなる意義があるのだ
人生の岐路に立つ意義があるのだ
譬え目の前の道が幾重に分かれていても
自分の歩む道は只ひとつ
自分の歩む道の先の先には
たどり着く国土が只ひとつある
頑なに成らず歩むべき指標を見失わず
勇気を持って
希望に照らされたその道を歩むのだ
遊楽常土を目指していざ往かん