croken7のブログ

詩集・日記

心の詩(愛のかたち2部)-3


 私は恋に憧れ迷い悩み苦しむ
 貴女を傍らで見続けてきた
 貴女が悩むたびに苦しむたびに
 貴女と共に深い祈りを捧げてきた
 恋慕の心に囚われ
 前に進めぬ貴女の手を引き
 愛の源泉へと誘い
 箍の外れた理性を
 源泉の泉にそっと沈めて
 また深い祈りに入る
 貴女の耳元でそっと魔法の言葉を囁き
 真の愛を知り目覚めよと諭し続ける
 愛とは枯渇した大地を潤し
 荒れた大地を豊潤な大地へと
 変革し往く偉大な感情である事を
 貴女に教え覚らせるために
 私の愛を貴女に分かち与え
 貴女の虚ろな小宇宙に
 一滴の滋養を注ぎ込み
 溢れ出る泉へと変革させる
 貴女の心から迷いが消えうせ
 愛の欠片をその小さな手のひらにのせ
 天に捧げ誓いの言葉を唱え続ける
 貴女はもはや愛する事を覚った賢者だ
 貴女の手のひらにのせた
愛の欠片の温もりを忘れてはならぬ
 迷い悩める人の心に希望を
分かち与え続けることが貴女の使命だ
恋慕の心をすてさり
愛を与える人となるのだ
無上の愛に目覚めた貴女よ
賢明にその人に寄り添い
私と共に愛の種を多くの人に
届け振る舞い続けるのだ
それが貴女本来の愛のかたちなのだから

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