心の詩(愛のかたち)-36
三十六
人は関係しあう中で愛が芽生える
愛は無色無形なものだけども
本来的に人に具わる感情である
人と人との繋がりから
さまざまな自分が生まれる
この世の全ての人に
その人本来の個性が存在する
桜は桜・梅は梅・桃は桃・李は李
それぞれに違った魅力がある
その全てを受け入れることを
愛する事と定義しよう
愛することは恋することに似ている
けれども恋は一時的で一方的だが
愛は永続的に続けてこそ輝けるものだ
愛の力が尊極なる小宇宙を燃やす
希望の光りとなってこそ
その価値は引き立つ
愛することは愛されるよりも価値がある
愛することは無限の価値を秘めている
慈しみの心をもって愛することが
新たな価値創造へと変革させる
愛することは愛されるよりも素晴らしい
この思いをあなたに託す
愛するあなたへ