croken7のブログ

詩集・日記

「子どもが育つ魔法の言葉」を読んで

〔テーマ〕-不安な気持で育てると、子供も不安になる-
 *子供は何を怖がるか*
 子供の不安には、子どもが親に甘えたいという基本的な欲求からくる”寂しさ”と、予期せぬ出来事への”恐怖”、受け入れがたい現実によってもたらされる”とらうま”、病理学的”幻覚・幻聴”等があり、その中で我々親が子供にしてあげられることを考えてみたいと思います。心の詩(愛のかたち)で第2次成長期(第1次反抗期を克服した次の段階)*勝手に私が成長過程を分類したものです・・・から思春期を乗り越えるまでの段階をテーマにして書いてきた主人公は、子供(自分の子供・他の同等な児童)を溺愛する親です。この詩を通じて親が子を思う気持、子供に対する愛の形が、子供にどう影響し、マイナスイメージとなって行くかについて考える機会を作りたくて書いております。さて子供は日頃自分に(お父さん・お母さん)対してどういう存在なのでしょうか。子供の「自分探し」「出来る事探し」を応援してきたお父さん・お母さん(私の場合)の視点で考えてみたいと思います。子供の寂しさは、お父さん・お母さんからの”愛情の欠落”だけではなく、兄弟姉妹がいる場合独占欲からくる寂しさもあります。多忙な毎日や夫婦関係の都合で、子供とのスキンシップ忘れていませんか。手を握ったり・ハグしたり、スキンシップはある年齢(親離れする以前まで)までは、大切な愛情表現です。親の愛を求めている子供にとって、手を握ったり、ハグしたりすることは親の自分に対する愛を確かめるかっこうの機会です。言い換えれば、本能的に意志疎通する手段です。「思春期」にいく前にもう一度前の段階(自分探しする時期)に戻って、中学生位の第二次成長期(心と体が大きく変化し始める時期)にスポットを当てたいと思います。中学校に入学するにあたって、さまざまな環境変化に対応していく術が必要になります。例えば)通学手段の変化、グループワークの強化、学習分野での専門化、自立訓練(14歳の挑戦:校外実習)等、子供にとっては予期出来ない部分が生じます。環境の変化に伴う不安は当然涌いてきます。その不安をいかにして取り除いてあげられるかで、親子の信頼関係は確立してくると言っても過言ではないと思います。子供が安全に安心して学べる場、心の避難所(メンタル・ヘルス・ケア)の環境整備、メンタルケアのためのカウンセリング(親が第1のカウンセラー)、目標とする師匠(先生等)との出会い、知識や悩みを共有出来る異性等を如何に自分のものにしていけるかを教えるのも親の役割だと思います。あくまで「自分探し」「出来る事探し」をサポートしていくスタンスで、子供に接していかなければならないデリケートな時期でもあります。感受性豊かなこの時期に、基礎的、根源的な不安を取り除く方法を、子供と一緒に、あくまで親はカウンセリングに徹しながら、考えてみませんか。この時期の環境は後のち心の不調として出てきます。(私を事例として)今が大事です。
ご意見お待ちしております。

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