croken7のブログ

詩集・日記

「10代の子どもが育つ魔法の言葉」を読んで

〔テーマ〕ひとりの人間として大切にされれば、子どもは思いやりのある人間になる
 *うちの子に限って*
 13歳になる娘が最近私を避け始めました。勉強にも力が入らず、学校の成績はじり貧状態。只だらだらと過ごすばかりで、たまに友だちと羽目を外し、遅く帰ってくる。当然のように妻は激怒して、本人との話は結局平行線に終わる。担任の先生との懇談会の席で、学校での様子を聞いてみると、勉強は以前と同じくらい頑張っているし、真面目ないい子ですよと言われました。しかし、最近人気を避ける行動が見られます。友だちが寄ってきても、会話に参加しなかったり、用事にかこつけてすぐいなくなると、XXさんから聞いてます。一度カウンセラーの先生に相談してみませんかと勧められました。家では、気丈で優しく人見知りしないばかりか、私を慕って私から離れない子供だったのに・・・思春期の子供の心は周りの環境に対して敏感です。又親の行動・言動を鮮明に記憶します。自分自身の行動に責任を感じ始めた時かもしれません。子供の心は周りの環境に適応しようと必死です。こんな時に必要なのが適度に子供の『意見を尊重する』、寛大な気持と接し方、いざと言う時は子供の手を繋ぎ止める『洞察力』、ここぞという時にアドバイスする勇気、「うちの子に限って」という『溺愛からくる気持』を捨てる覚悟、言い換えれば『子離れする覚悟』だと思いました。子供の心に寄り添う事は大事ですが、本人の力で善悪の判断出きることや、対処できる事は子供に任せる、しかし過信はしない事がだいじだと思います。大人でも心と体のバランスを取る事はなかなか難しいテーマです。子供はもう13歳、されどまだ13歳。親として与えて良いものと、良くないものの線引きが難しいと思いますが、子供の個性を尊重するならば、その子の考え方、性格、気質等を日頃から注意深く洞察し、「自分探し」に日頃から付き合い、『出きる事』を一つずつ解決する術を教えてみればどうでしょう。子供達には、常に平静に過ごしてもらいたいものです。腫れ物を触るように接していれば、子供もいたたまれません。
ご意見お待ちしております。
                             かしこ

×

非ログインユーザーとして返信する