心の詩(関係ーそしてあなたへの詩)-4
四
人は生まれながらにして人間となる
人は人と関わる事で人間となる
人間として存在するこの世界を
社会と呼ぶならば
その社会の中で人として生きることは難しい
唯一人として存在できるとすれば
空間的・精神的に孤立した場所で
客観的に自問する時であろうか
人間として生きる中で
必ず比較するものが存在し
何らかの影響を受け
人は人間として成長し続ける
だとすれば他人の
桜梅桃李な生き方に触発され
自らを変えていく行き方を
選択していけばどうだろうか
自分が変われば周りも変わる
それが社会の摂理ではないだろうか
偉いと言われた賢人も
その社会の摂理に抗わず
自分を常に変革していった人なのだから
愛する君に問う
人間らしい生き方とは